ここ数年 "趣味を究めたい" という人が専門学校へ進学しています。
もともとお菓子・パンづくりが好きで教室などに通っていたけれど「もうちょっと本格的に勉強してみたい」という「自己啓発や自分磨き」を動機に、専門学校への入学を決めるという人たちは少なくありません。
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こうした人たちのニーズを満足させる学校は専門学校に限らず数多くありますが、せっかく学費を払って学ぶなら、後々プロへの道を歩むこともできるような、「実のある選択」がベターかも知れません。多くの実習を積み重ねることで身体で覚えた技術や知識は、そう簡単には無くならないものだからです。
結婚後に開業した、お菓子教室を開いた、という人も。
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実際、東京製菓学校の卒業生で、学校で学んだ後に一般企業での仕事を続け、結婚~出産を経て時間にゆとりができたタイミングでお菓子教室を開いたという方や、家庭に入った後も付き合いが続いていた同級生どうしで協力し合い共同でお店を始めたというケースなど、時間をおいてプロへの道を切り開いたケースが多くあります。女性のライフステージに合わせた働き方、活かし方ができるのも、「手に職をつけられる」技術者としての大きなメリットと言えると思います。
卒業後すぐに就職しなくても。ライフステージの変化に合わせて。
パティシエやブーランジェなどの製菓・製パン技術を身につければ「自分の都合に合わせたタイミング」で、学んだことを活かせるチャンスがあるのです。
金塚晴子さん(和菓子スタジオへちま 主宰)
音楽プロデューサーから転身、入学待ち必至の人気和菓子教室を主宰。テレビ・雑誌などへの出演のほか、著書の執筆など多忙な日々を送る。
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